まっつのブログって名前、氾濫しすぎだろ!

いまだ「男の子」を抜け出せない大学生のブログ。

Analogfish Tour "Still Life" at Shibuya WWW X 2018/09/24

f:id:HugAllMyF0128:20180924234717j:image

 

 アナログフィッシュというバンドは、ハレとケで言えば間違いなく後者をモチーフとして選んできたバンドだと思う。あくまで日常のワンシーンを丹念に切り取っていく歌詞だし、アンサンブルもその丹念さをなぞるように淡々としている。この日のライヴもまた日常に根ざしていたように思う。そしてセットリストはと言えば「生きるってどういうことなんだ?」という、即答できそうでできない問いの答えを怒涛のように繰り出す、ある種総決算的な雰囲気があった。

 メンバー3人の他にサポートギターのRyo Hamamoto氏を加えただけのミニマルな編成。装飾も映像もない簡素なステージ。ツアーファイナルという雰囲気を感じさせないぬるっとした入場。これらの様子からして、彼らにとってライヴは日常なのだと強く感じさせる。

 ラッパーの呂布カルマが担当した部分も含めて下岡晃(Vo,Gt)がやり切った最新曲"Pinfu"と、〈君フェチのオイラ〉というおよそ歌詞っぽくない言い回しを熱量高く歌い上げる佐々木健太郎(Vo,Ba)の姿が印象的だった最初期の楽曲"世界は幻"の2曲が白眉。この2曲のアプローチから「真逆だと思っていたものでも実は同一線上にある」という印象を強く受けた。このテーマこそアナログフィッシュが歌詞において常に掲げてきたものだし冒頭の問いに対する答えだし、それこそが「今、ここに生きる」ということなんだと思った。そしてその「同一線上にある真逆のもの」は、弱いかもしれないけど繋がることもできるのだ、というメッセージも感じた。"Copy & Paste"や"荒野"でのコール&レスポンスの騒がしくはない、でも確かな応酬にどうしようもなくグッときたのは、どんな人同士でも重なることができる、という希望が見えたからじゃないだろうか。

 今回のアナログフィッシュのライヴには、日常の中にあるふとした喜びがどデカイ塊となって腹に降りてくる、そんな瞬間が何度もあった。お世辞にもいい事ばかりじゃない人生だけど、失くすのにはあまりに惜しい日々だってちゃんとある。そういうことを思い起こさせてくれる、本当に良いライヴだった。

 

 

SET LIST

1:No Rain(No Rainbow)
2:曖昧なハートビート
3:Dig Me?
4:ロックンロール
5:Will


6:Watch Out (サーモスタットはいかれてる)
7:Pinfu
8:平行
9:Time
10:Ring
11:Tonight
12:静物 / Still Life
13:Sophisticated Love
14:With You (Get It On)
15:Uiyo
16:世界は幻

17:There She Goes (La La La)
18:アンセム
19:戦争がおきた
20:Fine
21:Copy & Paste
22:荒野

 

En1:Ready Steady Go
En2:はなさない

 

WEn:泥の舟

 

Best albums of 2017

f:id:HugAllMyF0128:20180101163658j:image

あけましておめでとうございます。2018年も何卒当ブログをよろしくお願いいたします。

んでもって最初にやるのが昨年のベストアルバムランキングかよ!というツッコミは…来ないっすね、大丈夫ですよね。

昨年はほとんど『新譜をCDで買う/借りる』ということをしなかった1年でした。一昨年もそうしたことはほとんどやらなかったけど、昨年はよりそれに拍車がかかった感じです。旧譜は図書館で借りたけど、新譜でフィジカルを手に取ったの、真面目に5枚もいかないんじゃないかな?少なくとも買ったのは1枚だけです。

ならば昨年は一昨年よりもApple Musicを使い倒していたのか?というとそういう訳でもないと思います。一昨年よりも聴いた枚数は少ないです。アルバイトや就職活動の関係で、音楽に割く時間そのものが減ってしまったのが原因です。枚数を正確には数えていないんですが、新譜は洋・邦/シングル・アルバム合わせて200枚超えてればいい方だと思います。

ただもちろん、音楽そのものは相変わらずとても楽しいものがたくさんありました。また、一昨年に自分の趣味趣向や「どの要素に重きを置いて曲を聴いているか」がわかるようになったので、そうした要素も今回のランキングには反映されていると思います。

一昨年のランキングと同じく、洋・邦混合でEP・アルバムの中からトップ30を選びました。iTunesApple Musicのリンクも貼ったので、良かったら聴いてみてください。選定基準含めた総評(という程のものではないけれど)はランキング後にまた書いてます。

それでは!カウントダウン形式でいきやす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30:Mew『Visuals』

f:id:HugAllMyF0128:20180101170150j:image

   

 

29:LINKIN PARK『One More Light』f:id:HugAllMyF0128:20180101170205j:image

   

 

28:JAZZ DOMMUNISTERS『Cupid & Bataille, Dirty Microphone』

f:id:HugAllMyF0128:20180101170348j:image

   

 

27:Arcade Fire『Everything Now』

f:id:HugAllMyF0128:20180101170503j:image

   

 

26:土岐麻子『PINK』

f:id:HugAllMyF0128:20180101170550j:image

   

 

25:髭『すげーすげー』

f:id:HugAllMyF0128:20180101170656j:image

   

 

24:科楽特奏隊『ウルトラマンザ・ロックス』

f:id:HugAllMyF0128:20180101171017p:image

   

 

23:MONYPETZJNKMN『磊』

f:id:HugAllMyF0128:20180101171121j:image

   

 

22:MOP of HEAD『Aspiration』

f:id:HugAllMyF0128:20180101171244j:image

   

 

21:BAD HOP『Mobb Life』

f:id:HugAllMyF0128:20180101171639j:image

   

 

20:Young Thug『BEAUTIFUL THUGGER GIRLS』

f:id:HugAllMyF0128:20180101171818j:image

   

 

19:arko lemming『S P A C E』

f:id:HugAllMyF0128:20180101172545j:image

   

 

18:餓鬼レンジャー『キンキーキッズ』

f:id:HugAllMyF0128:20180101172811j:image

   

 

17:Japanese Breakfast『Soft Sounds from Another Planet』

f:id:HugAllMyF0128:20180101172859j:image

   

 

16:Cashmere Cat『9』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173104p:image

   

 

15:Vince Staples『Big Fish Theory』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173303j:image

   

 

14:Passion Pit『Tremendous Sea of Love』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173336j:image

   

 

13:MURA MASA『MURA MASA

f:id:HugAllMyF0128:20180101173413j:image

   

 

12:tofubeats『FANTASY CLUB』

f:id:HugAllMyF0128:20180101180128j:image

   

 

11:RegaRega

f:id:HugAllMyF0128:20180101173526j:image

   

 

10:環ROY『なぎ』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173609j:image

   

 

9:UVERworld『TYCOON』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173732j:image

   

 

8:PUNPEE『MODERN TIMES』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173741j:image

   

 

7:Lana Del Rey『Lust for Life』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173830j:image

   

 

6:8otto『Dawn On』

f:id:HugAllMyF0128:20180101173951j:image

   

 

5:YOUNG HASTLE『Forever Living Young』

f:id:HugAllMyF0128:20180101174143j:image

   

 

4:Foster the People『Sacred Hearts Club』

f:id:HugAllMyF0128:20180101174233j:image

   

 

3:RHYMESTER『ダンサブル』

f:id:HugAllMyF0128:20180101174302j:image

   

 

2:Official髭男dism『レポート』

f:id:HugAllMyF0128:20180101174351j:image

   

 

1:Arca『Arca』

f:id:HugAllMyF0128:20180101174541j:image

   

 

 

 

 

 

選定基準としては、『アルバムの中で一貫した流れを感じさせてくれるもの』というのが主軸としてあります。

2017年は洋・邦問わず、アルバムよりも楽曲単位で飛び抜けたものが多かった年だと感じています。Drake『More Life』がアルバムではなく『プレイリスト』と名付けられた事に顕著ですが、『自らのとっ散らかった趣向をひとつにまとめる』という趣旨のアルバムが増えてきたのかな、なんて。音楽好きの間ではApple MusicやSpotifyのプレイリスト機能が便利、という話も聞きます。

僕はと言えばプレイリストは正直好きでなくて、未だにアルバム通しての聴取スタイルがメインです。*1先述の聴取スタイルも相まって、今回のランキングではアルバム全体に統一感があるものがセレクトされているなぁ、と振り返って感じています。

全体としてはそんな感じですが、特に上位3枚に関しては『不退転』を感じさせる作品だったな、と。「何も持っていないことは、何もしないことの理由にはならない」というのを昨年は自分自身の行動原理としていて、そこに合致するものがトップ3に選ばれたなぁと思います。『ダンサブル』の「叶わないかもしれない、でも挑戦し続ける」という、30周年を控えたRHYMESTERだからこそ説得力の出るメッセージ。『レポート』から伺える、抗えない死や別離を日々のくだらないやり取りでもって乗り切ろうとするマインド。そして『Arca』の、祖国では乗り越えることを許されなかった思いをそれでも歌う強さ。そうした『退かない姿勢』を一貫させているアルバムが自分のテーマと結びついて、気付いたら上位に挙げていました。

他の特徴としては、ヒップホップ勢が増えたことでしょうか。

伊福部昭は著書『音楽入門』の中で音楽の基本要素を「律動、旋律、和音」の3点であると定義しています。そこで言うと自分は完全に律動、すなわちリズムに重きを置いて楽曲を聴いていることに気付きました。そこからは自然と反復が基調となるヒップホップを、上澄みではありますが多めに聴いていくようになった、かな?

ってな感じですかね〜。楽しんで頂けたなら嬉しいです〜。

それではこの辺で。

今年もよろしくです〜。

*1:各楽曲を繋いで流れを作って聞かせるDJスタイルは全然好きです。

Best tracks of 2017 (10+1)

f:id:HugAllMyF0128:20171231123220j:image

 

年の瀬。やばないすか。流れが早くて参ってしまう。

さて、ベストトラックです。

昨年はベストアルバムしかブログにアップしていませんでしたが、今年は曲も記録しておきたいなぁと思い筆を執った次第です。

ベスト10ともう1曲。もう1曲の方はラストに配置しています。なぜ別枠にしたかはスクロールすればわかりやす。

それではいきましょう、まずはベスト10から。カウントダウン形式!

 

 

10:サニーデイ・サービス「すべての若き動物たち」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133111j:image


ぶっちゃけサニーデイ・サービスのこれまでの音源は全く好きでなくて。なんかメロディに起伏が乏しくのぺーっとしてるし、音の層も薄くへにゃーっとしてるし(ローファイというやつか)で、ゼロ年代ドンシャリマシマシな邦楽の音像に慣れた耳にはまるで響いてこなかったんですね。でもこの曲はよいですね。オートチューンをかけた声にビートを強調した音作り、<時間は始まったばっか 時速はそんなもんか>と明らかに韻を意識したフレージング。この曲含めリズムに重点を置いた曲が『Popcorn Ballads』には多くて、けっこう聞き返してました。

 

 

9:大森靖子「IDOL SONG」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133138j:image


これも先述のサニーデイのパターンと似通ってるんですが、なんとなく大森靖子さんのアルバムも聞き返す気にはなれなくてですね。特に前作『TOKYO BLACK HOLE』がその最たる例で、各曲はとても良いのにその後ろにいる大森靖子本人の意図が透けて見えてどの曲も好きになれなくなるという感じで。ただね、これはもう聴いてもらえればわかりますが、さまざまなアイドルの名乗りをブワっと並べまくった一曲で。本人がライディングした部分が少ないことによって生じるメッセージ性の薄さゆえか、初めて彼女の楽曲で引っかかりなく好きになれたかなと。

 

8:WHITE ASH「Stealth」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133407j:image

 

解散を記念して発売されたベストアルバム『LOVE』に収録された最後の新曲。フェスの狂騒を代表とする邦楽シーンにどっぷり根を下ろしながら常に海外の音楽に目を配り、吸収したエッセンスをソリッドなロックンロールとして放出する。最後までその姿勢を手放さなかった彼らは、もちろん最後までカッコよかった。惜しむことなど何もないかのような歯切れの良い終わりまで憎い。最高だった。ありがとう〜!

 

7:三浦大知「EXCITE」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133412j:image

 個人的に2017年という年は『仮面ライダーエグゼイド』イヤーでした。前半で積み上げた伏線を後半に思いっきりぶん回し、加えて安易な「めでたしめでたし」にしないラストのほろ苦さったら…よく練られたストーリーだった…劇場版もよかった…ポスト・トゥルース風味を取り込みつつ親と子の思いを交錯させるストーリーテリング…脚本の高橋悠也は天才…いやそういう話じゃなかった。ここ数年の仮面ライダー主題歌の人選、めちゃめちゃ攻めてて好きです。Carpainterを起用するとか頭おかしくて最高。インターネッツ発コンテンツがオリコン1位ってとっても夢がありますな〜。MVはショートバージョンしかアップされてないのでライヴ映像を。紅白ではメドレーを披露するようですが、この曲やりますかね。12年ぶりの「紅白に仮面ライダー出演」ワンチャンありますかね。

 

6:8otto赤と黒

f:id:HugAllMyF0128:20171231133429j:image

 男。いや、漢って感じですよね〜。ふてぶてしく、演奏から汗とタバコの煙が香ってくるようなロックンロール。仰々しいまでの大ぶりなリフとドンシャリにならないマスタリングから、70sハードロックを彷彿としたり。問答無用。

 

5:尾崎裕哉「Glory Days」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133438j:image

 他の曲はところどころ鼻についてしまう部分があって気になっちゃうけどこの曲は好き、というサニーデイ&大森靖子パターン。オートチューンがかかったイントロの歌唱から高揚感を煽るトライバルなリズムに至る最初の流れがとっても良い。原始的なリズムとテクノロジーの融合は歪で美しい。し、アガる。

 

4:Lolica Tonica「Eyes on you」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133531j:image

マルチネ!上半期は特に聴いてました。 

 

 3:THE STARBEMS「NEW WAVE

f:id:HugAllMyF0128:20171231133555j:image

 12月に聴いてそこからドンハマり。どうしたって日高央といったらBEAT CRUSADERSを思い出してしまう世代で、THE STARBEMSはちょっとゴリゴリしすぎてるな〜なんて思ってさらっとアルバム聴いただけで通り過ぎてたんですけど、もうね、何がいいかって日高さんの持ち味である伸びやかなメロディを最大限に引き出すアレンジがされていることです。小節ごとに動きが止まるような重さでなく、あくまで展開されるのは風通しの良いヘビーサウンド。聴いた時期も相まって、「WINTERLONG」あたりを思い出しました。夏の曲なのに。

 

2:Faint★Star「Wonder Trip」

f:id:HugAllMyF0128:20171231133620j:image

フォロワーさんから教えてもらった曲ですね〜。クラブ映えするギラついたシンセやキックはもちろんのこと、「ドキドキもソワソワを口説きだす」というワンフレーズが何より素晴らしい!心の動きってこんな擬人法もできるのか!と、詞に対してアガッた一曲。

 

 

 1:The Knocks「WORSHIP(feat.MNEK)」

 f:id:HugAllMyF0128:20171231133642j:image
堂々1位、そして唯一の洋楽という。

今年の始めに聴いてからずっとこればかりでした。威勢のいい宣誓的なボイスから幕を開け、徐々に煌びやかなムードをまといながらも下品にはならない、テン年代のミドルテンポなダンスクラシック。崇拝のための踊り。

 

 

今年は「このミュージシャン、他の曲はそうでもないけどこの曲だけはいいな」と思ったものが多かったように思います。アルバムランキングも明日やれたらと思うんですが、正直こちらの方が難しかった。

てなわけで今日はこんなところで。よいお年をってヤツですな〜。

あ、プラスワンはスクロールした先にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

+1(視聴注意)

R-18!よいこのみんなはここで引き返そう!!

ちょっとこれは子供には聞かせられない。まず最初に感想を書いてからリンクを張って終わりにしたいっす。

最初にこの曲を聴いて思ったのは「マシュー・ハーバートって日本にもいるんやな」ってことで。

マシュー・ハーバート、豚の屠殺される音とか自分の自慰行為の際の声とかをサンプリングしてダンスミュージックに仕立て上げちゃう人で。そんなもんだから出来た曲の中にはものすごくグロテスクな手触りのものもあるんだけど、でも同時に「どんな素材を使ってもその音の配置次第で気持ちよく踊れる、踊れてしまう」ということを証明しているなぁとも感じて。僕は彼の作品結構好きなんです。

んでこの下にある曲もまさに「こんな素材でも踊れちゃうんでしょあんたら結局」ということを突きつけてきていて、気持ち良さと後ろめたさの赤黒いマーブルが視界を埋め尽くします。

重ね重ね言うけどこいつはR-18認定してます、僕が。素材がそういう類のヤツやし。

それでは改めましてよいお年を〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Kyuriam「上原亜衣-鬼イカセ(Trap Remix)」

 

#2017年ベスト女の子ランキング #2017年ベスト男の子ランキング そして…?

f:id:HugAllMyF0128:20171220144837j:plain*1

 

 

ベスト女の子/男の子ランキング、今年も開催いたします。

 

ベスト女の子/男の子ランキングとは、「今年キュンとした女の子/男の子をランキング形式でピックアップする」という遊びのことです。

3年前からスタート。当時は私の仲間内でTwitterのDMでのみランキングを公開しあっていました。一昨年からそれをブログにて公開、不特定多数の方に参加を呼びかけました。そして今年も引き続きランキングを開催、参加を呼びかけようと思います。

初めてこちらのランキングに参加する方は、文字面だけだとどういった雰囲気になるのかわかりづらいと思います。

以下のエントリーをご覧になれば、なんとなくの雰囲気は掴めるんじゃないかと!こちらは私の昨年の女の子/男の子ランキングと、ともに参加してくださった他の方のランキングとをまとめたリンク集です。

 

 

hugallmyf0128.hatenablog.com

 

さて、過去2回開催してきた「ベスト女の子ランキング」「ベスト男の子ランキング」。お待たせして申し訳ありません。概要提示が遅れた理由はごく私的です。*2マジですみません。

 

なんですが。

 

今回、少し変更というか、新たなランキング枠を追加しようと思います。

 

ずばり。

 

「男女・性別不詳混合枠」追加!!!

 

そしてこれに伴い、ハッシュタグも新設します!!!その名も!!!

 

#2017年ベスト好きな奴ランキング !!!

 

はい、新設した理由を2点、以下に説明します。

 

①「個別でランキング作るほどじゃないけど、ランキングには参加したい」層の取り込み

これは僕がそうなんですが、男の子ってあんまりウォッチングしないんですよね。気になる人がいても1人2人とか。でもその1人2人がめちゃめちゃ印象に残っていてランキングには組み込みたい、って人を取りこぼしたくないなぁと思いました。

また、昨年のランキング公開後「かわいいって感情、男女で特に差がないんだよね。新垣結衣をかわいいと思う気持ちと星野源をかわいいと思う気持ちは一緒。だから切り分けられない」とおっしゃってくださった方がいて。*3そんな人も参加しやすくなればいいなと思いました。

 

②性別って邪魔な場合あるよね

ときに、ルギアに欲情する男がいまして。

 

www.doncry.net 

 

ポケモンって性別判然としないじゃないですか。そういう奴らもランキングに組み込める、そんな余地があってもいいのではないかと思いました。

以上2点、新設理由でした。

 

はい、以下もっと大事。

 

「これまで通り、女の子/男の子縛りでランキング作りたい」という方、もちろんたくさんいると思います。

 

それももちろんOK!

 

勘違いさせてしまったなら申し訳ないのですが、今回の変化はあくまで「男女性別不詳混合枠追加」「ハッシュタグ追加」に留まるのであって、決して「男子/女子オンリー枠廃止」を意味するものではありません。


以下、変更を加えたゆるめのルール一覧。特に注意してほしい点は太字で記載しています。

 


女の子オンリー、男の子オンリー、もしくは男女性別不詳混合のランキングを作成してください。ランキングは2人以上であれば何人でもOKですし、一種類から参加OKです。
・期限は2018年1月31日、23:59まで。
・ランキングの選考基準はなんでもOKです。(「今年キュンキュンした度」「純粋なかっこよさ/かわいさ」「見ていて死にたくなった度」「文章がきれい」etc…)
・どんな女の子/男の子/性別不詳の何者かをランクインさせても構いません(俳優・アイドル・スポーツ選手・ミュージシャン、2次元/3次元の別不要、ドラマや映画の役でのランクイン化、実際の友人のランクインも可)
・「女の子」「男の子」と銘打っていますが、ランキング対象となる年齢の上限はありません。
・ランキングが決まったら下のいずれかの方法で発表。
①対応するランキングのハッシュタグ(#2017年ベスト女の子ランキング、#2017年ベスト男の子ランキング、#2017年ベスト好きな奴ランキングのいずれか)を付けてTwitterにてツイート。
②ブログに投稿(タイトルにハッシュタグをつけてくれると拾いやすいのでうれしい)。
・発表の際、ランクインさせた人物は必ず本名もしくは芸名を正確に記入してください(実際の友人は除く)。
・期限終了後、上記ワードを含むツイートorブログをサーチし、みなさんのランキングをまとめたリンク集を作成します。集計はしません。みなさんのツイートorブログのリンクを並べるのみとさせていただきます。



以上、ルール説明でした。期限日が前回前々回と異なり一月末までとなっている点、ご注意ください。*4

 


最後に、 私の今年のランキング、その簡略版を掲載します。また変動するかもです。せっかく新設したので男女性別不詳混合の #2017年ベスト好きな奴ランキング を公開しますね。

カウントダウン形式!

 

 

まっつの #2017年ベスト好きな奴ランキング

10:高田夏帆

f:id:HugAllMyF0128:20171220171845j:image

 

9:宮田愛萌(けやき坂46 2期生)

f:id:HugAllMyF0128:20171221121404j:plain


8:似鳥沙也加

f:id:HugAllMyF0128:20171221121133j:plain


7:hinako(lyrical school)

f:id:HugAllMyF0128:20171220174258j:image

 

6:水嶋ヒロ

f:id:HugAllMyF0128:20171220172120j:image

 

5:香恋(フォロワーさん)

f:id:HugAllMyF0128:20171220174243j:image

 

4:井口綾子(ミス青山エントリNo.4)

f:id:HugAllMyF0128:20171220172221j:image


3:あやぱん(フォロワーさん、写真なし)


2:Arca

f:id:HugAllMyF0128:20171220172505p:image

 

1:koty(小川琴美)(ミス東洋、友人)

f:id:HugAllMyF0128:20171220172541j:image


こんな感じです。思った以上に知り合いが多くなってしまった。まあいっか。詳細に関してはリンク集で述べますね。よかったら検索ゥ!検索ゥ!してみてください。


さて、これにて説明は終了です。
ジェンダーイデオロギーも関係なく、誰を傷つけるためでもなく、自分と誰かの笑顔のために行うランキングを、ここに開催します。
みなさんの投稿待ってます!!!

*1:お、漢だ…

*2:就活中

*3:れーふぉさんあざっす

*4:ってか準備遅れてすみません

いつでもどこでも/Slowdive『Slowdive』

f:id:HugAllMyF0128:20171009085821j:plain

 鳴っているのに鳴っていない音楽は確かにある。それはアンビエントなんて呼び方をされることもある。新しく音が鳴る=違和感以外の何物でもないワケで、何らかの感覚を呼び起こして然るべきだ。しかし、そうならない音楽の存在もまた同様に確からしい。

 2014年に再結成を果たしたバンドの22年ぶりの新作。解散後も評価が高まり、今作はバンド史上最高位である全英16位、全米50位をマークしている。

 シューゲイザー。ノイズとエコーがかかった甘いメロディを持つ音楽の名であり、Slowdiveに冠されたジャンルの名でもある。その特徴からして主張しないように努める音楽ではないし、本作のどの音を聴いてみても投げやりな感じはしない。これまでの作品より丁寧に爪弾かれるリードギターも、背後でうっすらと、だが確かに鳴るバッキングのフィードバック・ノイズもそれ自体はとても尖ったものだし、丁寧に鳴らされている。しかし本作のバランスはどうだ。周囲がどんな環境でもネガティヴな干渉を一切しない溶け込み方はなんだ。ただの環境音とも違う、しっかりと実像を持ちながらもフィールドを限定しないバランス。桃源郷でも奈落でもそこらの街角でもいいが、本作は確かに「風景」を描いている。


 

  

試されている/集団行動『集団行動』

f:id:HugAllMyF0128:20171005080256j:plain

 元・相対性理論の真部脩一と西浦謙助が、ミスiD2016ファイナリストの齋藤里菜をボーカルに据えてスタートさせたバンドの1stフルアルバム。3人体制で活動を続けていくワケではないようで、現在も追加メンバーを募集している。

 最初から顔を出し積極的にインタビューに応じるそのスタンスこそ、真部・西浦在籍時の相対性理論と集団行動との1番の違いだ。なぜそうするかと言えば、この社会に自分たちの音楽をちゃんと届かせるためだ。そう考えるとバンド名もジャケットも示唆的だし、メジャーデビューだってその目的を果たすための布石なんじゃなかろうか。

 記名性を明確に打ち出す活動方針は音楽面でも打ち出されている。パッと聴いた限りではかつての相対性理論と変わらないような気もするのだが、こちらでは各プレイヤーのエゴがよく見えるようになった。特に印象的なのが真部のギター。M2のイントロのメロコア感ある力任せなリフやM7のスケールの大きい流麗なソロから覗くのは、箱庭を飛び出し地に足を着けた1人の人間だ。齋藤のボーカルも「普通の人らしさ」全開な歌唱力と声色で、聴き手に親近感を与えている。些細だが決定的なこの変化、かつてのリスナーに対する踏み絵として機能するかも。


 

  

時流と特質の幸福ながっぷり四つ/UVERworld『TYCOON』

f:id:HugAllMyF0128:20171004081424j:plain

  2017年に入ってから衝撃を受けたトピックの1つに、Drake『More Life』の存在がある。アルバムっぽく見える楽曲集を「プレイリスト」と位置付けていたからだ。なるほど、統一感のなさ故に「アルバム」とは言わなかったのだと聴けばわかる。確かに客演ミュージシャンがメインの楽曲が多く、ジャンルもトロピカル・ハウス、グライム、トラップなどトレンドを幅広く取り入れていた。しかしとにかく、1ミュージシャンの楽曲集が「プレイリスト」と呼ばれること自体に驚いた。ただ、楽曲間の節操のなさにはなんとも思わなかった。この感じを自分はよく知っている。

 ところで、UVERworldというバンドは新しいものが好きだ。3D技術を用いたMV、ダブルラインアレイスピーカー、ザイロバンド。これらは全て、彼らが日本で初めて導入したものだ。彼らはその時々の最新技術をいち早く持ち込み、表現活動に広がりを持たせてきた。その節操のなさが注目を集めたことは間違いない。また、楽曲に関してもごった煮感は顕著で、特に凄かったのは前々作『THE ONE』。トライバルなリズムを導入したり、およそバンドでは使用しない楽器(リコーダー!)を持ち込んだりしたことで曲のレンジを以前とは比べ物にならないほど広げた。さきほど筆者が「この感じを自分はよく知っている」と書いたのはこのため。しかし、時流とのシンクロ率は高くなかった。あくまでUVERworldの音楽の根底にはパンクやミクスチャーなどの「バンド音楽」があり、そこから外れることはなかったからだ。

 では『TYCOON』はどうか。今作は、1枚の中に様々な音楽ジャンルを取り入れる海外の風潮とUVERworldが元々持っているミーハー気質が、音楽面で初めて合致した作品だ。今まではバンド音楽の上に異なる要素を乗せていたが、今作は非バンド音楽をバンドで鳴らす、という方向にシフトしている。楽曲のバラエティさは今も昔も変わらないが、EDMやR&B、ヒップホップなどの非バンド音楽に意識的に取り組むことで、バラエティさが世界のそれと同質になった。白眉はM4〜M5。揺らぎのあるビートにはアンビエント、よく通る裏声と伸びやかなメロディには直近の宇多田ヒカルの影が見えるM4。拍を強調したR&Bなリズムにフュージョン的なベースが乗るM5。前作から3年という期間を経て、バンド音楽や「邦ロック」と向き合うだけでは生まれなかったであろう要素が数多く花開いている。

 彼らがここまで海の向こうの音楽を取り入れたことは今までなかった。従ってディスコグラフィ上、変化球な作品ではあるだろう。だがその結果『TYCOON』は2017年的な、あまりに2017年的なアルバムになった。ミーハーな彼らのことだ、今の方向性が維持されるかはわからない。ただ今は、世界の流れとバンドの気質がしっかり手を結んだ、その事実を祝福したい。あえて言おう、今こそUVERworldの時代であると。