まっつのブログって名前、氾濫しすぎだろ!

いまだ「男の子」を抜け出せない大学生のブログ。

試されている/集団行動『集団行動』

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 元・相対性理論の真部脩一と西浦謙助が、ミスiD2016ファイナリストの齋藤里菜をボーカルに据えてスタートさせたバンドの1stフルアルバム。3人体制で活動を続けていくワケではないようで、現在も追加メンバーを募集している。

 最初から顔を出し積極的にインタビューに応じるそのスタンスこそ、真部・西浦在籍時の相対性理論と集団行動との1番の違いだ。なぜそうするかと言えば、この社会に自分たちの音楽をちゃんと届かせるためだ。そう考えるとバンド名もジャケットも示唆的だし、メジャーデビューだってその目的を果たすための布石なんじゃなかろうか。

 記名性を明確に打ち出す活動方針は音楽面でも打ち出されている。パッと聴いた限りではかつての相対性理論と変わらないような気もするのだが、こちらでは各プレイヤーのエゴがよく見えるようになった。特に印象的なのが真部のギター。M2のイントロのメロコア感ある力任せなリフやM7のスケールの大きい流麗なソロから覗くのは、箱庭を飛び出し地に足を着けた1人の人間だ。齋藤のボーカルも「普通の人らしさ」全開な歌唱力と声色で、聴き手に親近感を与えている。些細だが決定的なこの変化、かつてのリスナーに対する踏み絵として機能するかも。