tomodati × パブリック娘。 DOUBLE RELEASE PARTY at 新宿 LOFT BAR 2019/11/05

 

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 なるべくならいろんなことを、忘れずに未来まで持っていきたいと思う。幼い頃の自分が抱いていた、もう叶わない夢のこと。傷つけてしまった人のこと。その理由がわからなかった自分と、今もわからない自分のこと。何一つ忘れずに未来まで行きたいと思う。


 定時より少し遅れて会社を出る。O.A.のNEO CREAM CITYが始まったあたりで新宿 LOFT BARに着く。彼らの年齢もあってか、高校生は無料のパーティー。人はまだまばらだったけど、メンバーの同級生や彼女らしき女性が制服のまま観に来ていて、若い人が気兼ねなく遊べる空間はとても良いな、と思う。その生温く、でもこの陽気には丁度良い暖かな雰囲気はパーティーを通して続いていて、ひとりぼっちでも苦にならなかった。
 tomodati『今夜悪いことしよう』とパブリック娘。『あいつはクールガイ』のWリリースパーティー。わたしにとっての「悪いこと」ってなんだろう。それはきっと、忘れてしまうことだ。ダイキハヤシがDJでかけるディスコに、NEO CREAM CITYが叫ぶ〈帰りたないよ〉というフレーズに、永原真夏が声を張り上げるほどこぼれ出してしまうものに、パブリック娘。が“初恋とはなんぞや”〜“LOVE”の流れで感じさせる「わからんものはわからんよね」というメッセージに、tomodatiの中村むつおが“あいつはクールガイ”で名残惜しそうに何度もコール&レスポンスを繰り返す様子に、わたしはセンチメンタリズムを見出す。忘れたくないものを私たちは忘れる。わかっていたことでもいつかわからなくなる。勘違いしてほしくないのは、パーティーの間は極めて楽しかったということ。でも振り返って思い出すのはそんな情景ばかり。記憶が美化する速度は、もしかすると風より早いのかもしれない。
 その日1日止まらなかった鼻水が、パーティーが終わると何事もなかったように静まり返っていた。人は案外そんなもの。だけど、より良く在るためにはきっとこの夜みたいな「悪いこと」をする日が必要で、わたしもずっとそうしていくのだろうと思った。本当に楽しく、明日をやっていく気にさせるパーティーだった。

 

LINE UP

tomodati

パブリック娘。

永原真夏(アコースティック)

ダイキハヤシ(DJ)

O.A.  NEO CREAM CITY

 

 

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